続・出版してみよう

 自分の持っているサイト通信制大学で学ぼうの内容を大幅に加筆修正、出版しようと思います。
 実費で出版する必要があったら、今回はローンを組まねば…。
 とか思っていたけれど、なんだかんだ言って今回もばばーんと送金!
 現在までにかかっている金額(送料とかは除く)
 初期見積もり 2370000円
 追加費用(本文と挿絵合計8点) 75000円
 カバーが来たぞ!
 


出版までの経過

2006年11月12日 文芸社に原稿提出。
2006年11月13日 早速電話で出版企画部から挨拶が来る、1回目の出版とは別の人がやるとかで、先回の人とは違う人だ…先回の人の愚痴を書いておいたからどうしようかと思ったが…いけるかな?後で手紙を送るってさ。
2006年11月16日 図書カード500円分が届いた、そういえば原稿を送ったら図書カードをプレゼントするとか言っていたものな…で、原稿の感想とかはもう少し待ってくれ、とよ。
2006年11月23日 あああああ、もしかしたら俺の文章、大学側の禁止行為を書いちゃっているのか!?アレだ、まずは正直に大学の事務室に質問を送ってみよう…。
2006年11月27日 ふぅ…何だか憂鬱だな…と思いつつ帰宅したら、感想が届いていたよ、「前回に勝るとも劣らない出来でありまして、満場一致で全国出版すべしと可決されましたが、しかし残念ながら採算性の確保と言う点に鑑みて当社全額出資は見送られました」か…つまり、「出来は前作と大して変わらないから金を出したら出版してやってもいいよ」と言っているように見えるぞ(泣)…まぁ、今回の出版では、前回の禍根を打ち消せれば、それでいいのだが…。
2006年11月28日 はーい、大学から返答が来ましたー!!!その辺の話は協議中だそうでーす!!!ここまで来ると、やっぱり原稿を見せたほうがいいよな…と思って、そんな事書いて送っちゃったよ…。
2006年11月28日 見積書が来たよ、「並製帯つき1000部2371400円」也…あれだ、大学側からの返答の事とか色々あるから、とりあえず出版社には「もうちょっと待ってて」と送っておいたよ。
2006年11月30日 ついに大学から返答が来た…「うちらは一切関知しないが、内容によっちゃ出版した後で法的手段に出たり、学則に則って処分する恐れがあるから覚えていてね」との事だ…ああ、覚悟の上だ…というわけで、報告に文芸社に電話だ、先にローンの審査とかがあるからその書類を先に送るよってさ…あと、通常1000刷発行するのを750冊に減らして少し安く出来ないかと聞いたが、2〜3万円くらいしか違いが出ないらしい。
2006年12月3日 昨日ローンの審査用紙が来たのだが…そして今日、郵送しようと思ったのだが…発生する利息が720000円だと!?…財形と合わせれば払えるかな…?
2006年12月5日 ずっと考えていたが、やっぱり会社の先輩にも原稿を見せておこう…あと、財形の解約申請を出したのだが、ハンコが薄くて突っ返される可能性が…。
2006年12月6日 久々に出版社から連絡があった、「年内には契約をして、7月には出したいな〜とりあえず今のうちに小さな改良はしておいても構わないよ」との事だ。
2006年12月8日 出版企画部から電話が来た、「出版費用、間に合いそう?年内には契約して、7月に出すと良いことがあるかもしれないんだけれど…」だって…あとは財形貯蓄がちゃんと年内に契約できるうちに下りるか、だ。
2006年12月10日 昨日契約書を書いたのだが…ぎゃあああああフリガナをひらがなで書いてしまった!!!仕方がない、これでとりあえず郵送してみよう、あと原稿の手直しが完了だ!メールに添付して送るぜ!!!
2006年12月21日 一昨日、料金の支払方法と原稿についてメールで問い合わせた、支払いの一部をローンかできないかと聞いたのだが、その辺は後でもできるからゆっくり考えてみてね、との事だ、あと原稿については、編集者がついてから出ないと内容をいじれないので、まだ若干の手直しならばOKだそうだ。
2006年12月22日 昨日、ようやく貯蓄が下りた、とりあえず79万円送金だ!…で、もう79万円も送信しようとしたけれど、できない…しょうがない、時間が時間だし、振込み日が25日になるから、後でやり直そう、そして出版社にその報告と。
2006年12月23日 よし、次の79万も送金手続き完了。
2006年12月28日 挿絵に着いて問い合わせてみた、どれくらい入れるかは編集と後で協議して細かい事を決める事になるそうだ。
2006年12月29日 出版社から、入金確認通知書が届く。
2007年1月14日 出版社から編集者の挨拶のお手紙が来た、前作の編集の時と担当の方は同じようだ。
2007年1月15日 最後の79万も送金完了、ついでに編集の人からのアンケートも郵送。
2007年1月16日 編集の人から挨拶が来る、これからの編集についての打ち合わせみたいなのをしたぞ。
2007年1月19日 昨日、編集の人にメールを送った、「届いてます〜?」って…無事に届いているようだな…それにしても、先回の時といい、今回といい、出版企画部の人はそれほど忙しいのかねぇ…。
2007年1月29日 ようやく三回目の、つまり最後の入金確認通知書が届いた、でも他に挿絵とかを入れるから、もうちょっとかかるはずだ。
2007年1月30日 挿絵の内容を今週中に出すつもりで完成させるぞ、とりあえず今日は寝る。
2007年1月30日 大雑把な挿絵の案が出来上がった、送信しよう…。
2007年2月16日 あ、編集部から電話だ、挿絵の確認か…。
2007年2月22日 一昨日出版企画部から挿絵に関するメールが来て、昨日覚書の書類が届いて、今日、覚書の郵送と送金を行った、しめて75000円…挿絵代って、先回の内容に対する金額と比較すれば分かるのだが、結構動くなぁ…まぁ、こちらとしては、払った金を返せなどと心の狭い事は言わないから、払う時に約束しただけの仕事はきっちり行ってもらうのだ。
2007年2月28日 75000円の領収書となる手紙が来た、これで払い込み完了かな?
2007年3月5日 お昼に電話が編集部から来た、描く絵の問い合わせについてだ、先回の人と同じ人が描くらしい。
2007年3月6日 校正紙と思しき物が来た、でも忙しいから、一段落してから見よう。
2007年3月9日 挿絵のラフが上がってきた、他にやりたいことがあるし、後で返答するか…。
2007年3月12日 ちょっと遅くなったけれど、この比の夕方にラフにコメントを加えて送信。
2007年3月13日 今までひたすらラフに見とれているばかりだったが、仕事中にラフの大事な欠陥に気づいた…帰ってきて送信だ!…俺の言っている事、そんなに分かりにくいのかなぁ…?…と思っていたら編集部から電話が来た、お詫びと、挿絵の追加の質問と、本文のフォントに関しての質問。
2007年3月14日 編集部より、さらに挿絵の質問の電話。
2007年3月28日 編集部より電話、明日「校正紙」が来るそうだ…ところで、送られてくるときの「時間帯指定」って、必ず指定しなきゃいけないものなのか?
2007年3月29日 予告通り来たけれど他に忙しいので後回し。
2007年3月30日 初校校正紙…?何だか立派な見た目にウンコな内容になりそうでちょっと期待…でも依然、下がったやる気は回復せず…このやる気の低下はある鬱病患者から喰らったものであるが、これを心理学用語で転移だったか、逆転移とか言うらしい…ごたくはいいから後回し。
2007年3月31日 夕方、ぼちぼち校正紙のチェックを始める…こうも思ったことが向こうに伝わらないのは、確認のためのチェックリストがあるのか、世代の差なのか、あの業界の人間のものの考え方から来るものなのか…?
2007年4月1日 この日付に変わって校正紙のチェック完了、あー、もー、本当に思うように話が伝わらないものだな、それから、最初に入れてもらう予定だった挿絵が「挿絵カット?」とか書かれているため、「どういう事だ!?」とメールをして就寝。
2007年4月2日 ああ、1日の挿絵の件は「うっかり落としていた」だってさ…まぁ、あれだけの量の作業になると、こういうミスの一つや二つはあるのだろう、あまりうるさくは言うまい…。
2007年4月4日 とりあえず、2日の返信を送ろう。
2007年4月5日 夜、夜勤が始まってから電話が編集から来た、もちろん、話は明日に回す。
2007年4月6日 夜勤明けで昼間寝ていたら、指示した時刻に予定通り電話が来た、初校校正紙の文章の修正内容の確認であった。
2007年4月19日 再校校正紙が送られてくる旨が書かれたメールが来た、寝て起きてから受け取る。
2007年4月21日 大学の勉強会で、校正紙を学生にも一部チェックしてもらう。
2007年4月22日 さて、自分も本格的にチェック開始だ。
2007年4月23日 校正紙を出版社に送る。
2007年4月25日 今の時点で、本が出来上がったら100冊自分の手元に届くはずであるが、置き場所に困るため、以前と似た要領で30冊に減らして70冊を流通させる事にしようかと考えて、出版企画部にメール。
2007年4月27日 久々に出版企画部からメールが来た、25日の件は了解してくれたようで、後で覚書を送るそうだ。
2007年4月30日 数日前にカバーのサンプルが届いたので、青空の写真の入ったカバーを選ぶぞ。
 
 
 ちなみにカバーや帯の文章は出版社の人が考えたものなのだが、何だか微妙に自分の考えと違ったり自分の自己嫌悪とかがあったりするので、修正依頼を出して返信。
2007年5月7日 編集から、また文章の微調整について問い合わせが来た、あと、以前に編集のほうに行われている作業に質問したのであるが、「編集の際の校正紙のチェックは複数の人が行っているので、初校でも再校でも同じ質問が書いてあったりすることがあるから了解してね」との事だ。
2007年5月11日 編集から「最終確認」としてメールを送ったとの電話が来たので、携帯電話を持ったままパソコンを起動してメールをチェック、今回も文章の修正の提案のようだな。
2007年5月14日 「著者サービスセンター」から、配本希望店があったら書いて返信してね、と言うお手紙が来たぞ、ちなみに著者サービスセンターって言うのは、以前に進行管理課だった所がいくつかに細分化したもののひとつのようだ。
2007年5月25日 やっと、俺に贈られてくる本の数を減らす覚書が来たぞ、次の日に提出だ。
2007年5月30日 約束どおり、30冊来た…あとは野となれ山となれ、か。
2007年6月4日 およよ、受け取った本にちょっとした不都合を発見…以前に何度か頓珍漢な事をされたから、わざとなのかミスなのか、ちょっと問い合わせてみよう。
2007年6月15日 相変わらず出版企画部の人は返答が遅い…、前の出版のときのKさんの横柄な態度と言い、そんなに俺への対応が面倒臭いんだったら要員増やせよ、とか書いてみて今度は編集のほうに送ってやろうと思ったのだが、そう思ってメールボックスを空けたらやっと返答が帰ってきていたよ、出版企画部の人は体調不良で一週間休んでいたとかで、直後に編集から電話がかかってきて「ごめんなさい〜なんだかよく分からないけれどああなっちゃってたんです〜、少なくともあれを読み間違える人は早々いないから大丈夫ですよね〜?増刷の際には何とかしますから許してください〜」だってよ。
2007年6月16日 この間と同じように配布用のチラシが来た、暇があったら載せようかな。
2007年6月26日 文芸社の提携書店の配本リストと、1000部印刷したという証明書が来た、出版社自身がそれとは別で販促活動をした成果とかを後ほど送るそうだが…。
2007年6月28日 広報から、7月下旬に新聞の連合広告に俺の本を載せると言うお知らせが来た。
2007年7月30日 広報から、毎日新聞の連合広告に自分の本の紹介が載っているのが出たので、その新聞が届いた。
2007年8月27日 出版企画部から電子出版の案内が来た、電子出版は俺はしないと言ったのに…このオプションを使うのに39万9000円もかかるわけだが、俺は電子出版の本など読もうとは思わないし、だからこれには手を出さない、そんな事より、6月4日の問題を「増刷されたら治す」と言っていたわけだが、本当に治してくれるのかと言う事が気になる俺だ、よほどの事がない限り増刷はしないそうなのだが…。
2007年10月17日 お手紙が二つ来た、今までの出版企画部の担当の人が異動になって交代する旨のお手紙と、印税払い込みのお知らせ…23184円が11月5日に払い込まれるそうだ。
2009年1月14日 「20万ちょっとでケータイ小説を出してみない?」と手紙が来た…なので、「おたくの会社の人間の振る舞いに俺は失望しているから金のかかる話は持って来ないで欲しい、あと、『編集ミスについては増刷したら直す』と言う約束をきちんと果たしてくれるか期待している」という話を丁寧な文章にしてメールで送った。
2010年1月14日 一年前のメールを送った後、返信も何もないが金のかかる話も来なくなったわけだが…ここに来て編成企画部から「長期特別販売企画」と称して「50万円預けると10店舗に三年間陳列する」「100万円預けると20店舗に三年間陳列する」「150万円預けると30店舗に三年間陳列する」という話が来た、大金を他の場所に渡さなければいけない事に違いはないじゃないかよ!…相変わらずだなぁ…「本が売れたら必ず補充するから!あと金は必ず返すから!!!」だとよ…そんな事より増刷したら不具合箇所を直すと言う約束を守って欲しいものだな。
2010年1月17日 夜勤に備えて寝ているところを携帯が鳴って叩き起こされ、編成企画部の担当者が出やがった、先回の出版と今回の出版、出版企画部の人間の愚痴を直接言って、「夜勤に備えて寝てるんだ」といって電話を切った。
2010年1月18日 昨日の電話に出た担当者にはもう少し言いたい事があったのでそれをメールに書いて送った。
2010年1月22日 昨日の電話に出た担当者が聞きたがっていた事があったのを思い出し、それをメールに書くついでにメールの転送エラーの可能性も踏まえ、その時に返信確認を求めるようにした…その後寝て起きたら、ちゃんと届いてはいるようだった。
2010年6月2日 この日、速達で届いたものは…そうか、契約終了のお手紙か…先回の出版よりはマシな評価があったし、処分予定の中から10冊くらいもらっておこうかな…。
2010年6月9日 契約終了のお手紙に、10冊引き取るお願いを書いてポストへ投函。
2010年8月4日 夜勤に備えて寝ていたら、お昼頃にドアをノックする音がして、後で不在連絡票を確認したら取り寄せた10冊のものであった…最後の最後まで、夜勤に備えて寝ている間に何かと叩き起こされる出版であったな…そしてこれで終わりか…。


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